アウトバストリートメント
最近ではアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)というものがたくさん出ておりますね。
トリートメントには、毛髪に収着(内部に浸透)し、損傷をカバーして髪を健康にするという役割があります。
主に、ツヤを出すためのシリコン系の物質と保湿成分、油分で構成されています。
アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)は、その名の通り、お風呂からあがり、タオルドライもしくは乾いた髪に直接つけるので、流れて頭皮に付着するということは少なく、頭皮への影響はほとんどないと言えますが、製品によっては油分が多く配合されているものもあるので、つけすぎるとベタベタしてしまうこともあったりしますので、それぞれの製品に書かれている使用量を守るようにし、自分の髪質に合ったものを選びましょう。
アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)は大きく分けると4種類あります。
髪質によって使い分けると良いでしょう。
☆オイルタイプ
油分やシリコン剤が多く配合されているので、髪をコーティングする効果が高いのが特長。
つけてすぐツヤ髪になれます。つけすぎると重い仕上がりになりますので、使用量に注意しましょう。
★オススメの髪質
ツヤがない髪、ボリュームが多い髪、乾燥してパサついた髪
☆クリームタイプ
オイルタイプよりもさらっと髪になじみ、しっとりとした仕上がりになります。
★オススメの髪質
パサつきや乾燥が気になる髪、堅い髪、ボリュームがある髪
☆ミルク(乳液)タイプ
髪の内部への浸透力が良く、保湿と髪のダメージをカバーする効果があります。
保湿成分や美容成分が配合されているものが多い。
★オススメの髪質
髪の内側からダメージを改善したい傷んだ髪、量が少なく細い髪
☆ミスト(スプレー)タイプ
油分より水分が多く、ボリュームを抑えてサラサラ感を出したい人向け。
手を汚さずに、さっと髪全体につけることができ、スタイリングローションとしても使えます。
★オススメの髪質
ゴワついた髪 、乾燥して広がった髪、寝ぐせ直しにも
濡れたままの髪に塗ったほうがいいのが、クリームタイプとミルクタイプ。浸透性が高いので、キューティクルが開いた濡れた髪に使うのが効果的。一方、オイルタイプとミスとタイプは乾いた髪のほうがオススメ。
いずれも、なるべく頭皮につかないよう、毛先につけるようにしてください。