育毛剤と発毛剤
最近では育毛剤や発毛剤という単語をよく目にしたり耳にしたりするようになりました。
『育毛』は毛髪の成長を促し太く強い健康な髪にすること。
『発毛』は毛母細胞の活性を働きかけ、新しく生えてくる髪の毛の発育を助けることで発毛させること
どちらかというと育毛の方が広い範囲で使用されていますが、育毛剤と発毛剤では効果に違いはあるのでしょうか。
☆育毛剤
育毛剤とは今ある髪の毛に働きかけるものになります。
血行促進や栄養補給などにより、弱った髪の毛や毛根が改善されるよう促します。
脱毛を予防し、フケやかゆみを抑制し、丈夫な髪の毛を育てるのには育毛剤を使用します。
育毛剤は医薬部外品になり、副作用が少なく、効果は認められるものの、効果の効き目は穏やかなものになります。
◇発毛剤
発毛剤とは発毛成分などにより体内から産毛のような髪の毛自体の発毛を促す働きをするものになります。
発毛剤は医薬品の指定を受けたもので、はっきりとした効果が期待できる分、副作用を伴う場合もあるので十分注意が必要です。
発毛剤を使用する際は説明書をよく読み、正しい用法を守ることが求められます。
ただ、頭皮の健康状態が整ってこそ、効果が見込めます。
皮脂が過剰に分泌されたり、汚れなどがしっかりと洗い落とせないために頭皮が不潔な状態になり、汚れが毛穴を塞ぎ、育毛剤や発毛剤が毛穴まで届かなければ意味がありません。
ヘアケアの上では、頭皮を清潔に保つことが非常に重要になってきますので、育毛剤と発毛剤をうまく使い分けて、自分の頭皮にあったヘアケアを行なっていきましょう!